KW用語集

KWの人たちの話って、時々意味不明?という苦情が寄せられて・・・はいませんが、一応話が通じるように用語解説をさせていただきます。2つ以上の意味があるものは、本来の意味から順に掲載しています。

KW
慶応世界民族音楽研究会。英語にするとKeio World Folk Music Asociation。長すぎるので、頭文字を取ってKWFMA。それでも長すぎるので最初の2つでKW。ちなみに同大学の同窓会である三田会では卒業年を元号で名乗ることが慣例だが、KWの場合は、入学年で、KW65(1965年入学の意味)といった表記をする。その結果、色々と都合のある方も分け隔てなく参加できるという、ありがたいシステムとなっている。その代わり、三田会に出演する時などは紹介が超面倒くさい。
セミン
アメリカ民謡研究会と言うフォークソングクラブ(シングアウト系含む)が乱立し「アメミン」を耳にした時代、何故か他大学の方々はKWを「セミン」と呼んでた。
シングアウト
ポピュラー音楽を大人数でパートに分かれて歌う演奏形式。
伴奏はフォークソングやロックバンドと同じバックバンドが行う場合と、数名がギター弾き語りをするのみの形式がある。
発声法は合唱団のようなヴェルカント唱法ではなく、ポピュラー歌手同様のいわゆる地声による歌唱法を用いる。
テナー
高い音を発声することを求められる人たち。KWはジェンダーレスなので男も女も関係ない。ハイパートとも言う。
男声の高音パート。
メロディ
高い声も低い声も出せない人たち。みんなで一緒に歌えばハモることもできなくはないので、たまに、というか時々、テナーに主旋律を譲るという奥ゆかしさもある。
旋律のこと。主に主旋律を指す。
ベース
低い声を出せるがゆえにバースを取らない限り主旋律を歌わせてもらえない人たち。ローパートととも言う。
ベースギターのこと。エレキベースとウッドベースがある。
女の子パート
KWは基本、男も女もないが、コーチ校の女の子の方が可愛いからと言って部内の女子をないがしろにすると、反乱されるのが怖いので、一応たまには女の子扱いにして、特別な旋律を歌わせるためのパート。
バース (ヴァース)
歌のソロのこと。曲の中で一番最初に出てくるソロをバース1、その後のソロを、バース2、バース3・・・と呼ぶ。verseとは本来は詩という意味。
中トロ
歌と歌の間の楽器演奏だけの部分。間奏とも言う。
マグロの脂が中くらいにのったところ。
後トロ
歌が終わり、最後に楽器だけの演奏が残った部分。後奏とも言う。
ビート練
長時間に渡り、ひたすら根性で速いスピードで、ギターのストロークを弾きまくったり、タンバリンを叩きまくったりする練習。
3弦
ビート練をすると切れやすいギターの弦。4弦も比較的切れやすい。
サイドステップ
KWで実施される唯一の振り付けと言っても良い、初心者向けのステップ。ここだけの話、それでも上手にステップを踏めない人は多い。
ハッピータイム
1年生が前に立たされて演奏させられて、徹底的にダメ出しをされる時間のこと。今は訴えられますので、良い子はやらないようにしましょう!
幸せな時間。ただし、この意味でこの言葉が使われることは、まずもってあり得ない。
ジョイント
他校のシングアウトサークルと一緒にするコンサートのこと。ジョイントコンサート。
対バンと違い、最初と最後、あるいは中間にも、合同曲が入る。
OB会
一般的には現役学生に対し古い人達の会、即ち卒業生の会を言う。
KWの場合は、現役生がいないので比較の意味では古くはないが、面倒くさいのでそのままOB会と呼んでいる。
関連校
関東にあるシングアウトサークルのこと。主に、 関フォー連 に所属するサークルと、コーチ校を指す。
関フォー連
関東学生フォークミュージック研究会連盟。12大学のシングアウトサークルで構成されていた。
関ミューソー
関東学生ミュージックソサエティ。
フーテナニー
関フォー連が主催し、毎年5月に野音で行っていたコンサート。
野音
日比谷公園大音楽堂。実はその正式名称を知らない人も多い。
フーソン
フーテナニーのテーマソング「くちびるに歌を」。ちなみに若い世代(といっても60歳前後)では、この曲に限らず、常任委員だけはフーテナニーの合同曲で振付で歌う羽目になっていた。
内田裕也
フーテナニー開催のため、野音の使用権をめぐって、毎年争いを続けてきたライバル。KWから選出された関フォー連の常任委員の中には「譲ってほしい」との事務所からの電話に、びしっと断ったという強者もいる。
若き血
某大学の応援歌。KW以外の同窓会では必ず歌われる人気の高い歌であるが、KWのOB会ではバンド演奏が多すぎて時間が足りなくなるので歌われることはない。歌う時はCapo1のAが弾きやすい。
二郎
今や一般的にも有名なった三田発祥のラーメン二郎のこと。